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Top >> Blog >> 2011年4月


  • 今回は-DINO DENIMの顔といっても過言ではない、生地の生産現場を紹介したいと思います。

     

     

     

     

    -DINO DENIMの生地は岡山県井原にある生地工場で生産して頂いています。無理やわがままを聞いてくれる数少ない工場で本当に頼りにしているんです。

     

     

    周囲を山に囲まれた場所で田んぼのど真ん中にある、のどかな雰囲気の中で生地は作られているんです。

     

     

     

     

    そこには何と…旧力織機が10台並んでいて ”ガシャガシャ” と大きな音をたてながら様々なセルビッチデニムを織っています。

     

     

     

     

     

     

    旧力織機が犇めき合う工場内は物凄い音と綿の繊維が舞う現場ですが、ここで生地を織っている現場が拝見できることに感激しながら-DINO DENIMの織機に近づいてみました。

     

     

    -DINO DENIMの生地を織っている旧力織機は…昔ながらの “トヨタ自動織機” 製!生地からこだわる-DINO DENIMにバッチリ合うではないですか。このビンテージ織機を使い続け生地を織っていらっしゃる工場さんに脱帽した瞬間でした。

     

     

    古い織機なので生産スピードも遅く、1日で1反、約50mしか織れない貴重な生地なのです。

     

     

    手前(生地の上)に置いてあるのが “シャトル” と呼ばれる道具で、このシャトルが織機を左右に走ることで緯糸(横糸)を差し込んでゆくのです。

     

     

    旧力織機はシャトル織機とも呼ばれる所以ですね。

     

     

    なぜエンブレムが “TOYODA” なのか…実はトヨタ自動織機は昔、豊田自動織機、さらにはトヨタ自動車の前身だったのです(間違っていたらごめんなさい)。初代クラウンも “TOYODA” 表記のエンブレムだったとか。

     

     

    日本のモノ作りの真骨頂が味わえた時間です。

  • 再び-DINO DENIMを生産するビンテージミシンです。

     

     

     

    Union Special 43200G Single Needle Double Chain Stitching Machine 一本針二重環縫い ジーンズ裾縫いミシン、「ダルマ」とも呼ばれるらしい。

     

    英称は”Bull Dog”、おそらく初期黒色ボディーがそう見えんたのかもしれません。画像は工場にある後期モデルのアイボリーです。

     

     

    写真ではやや見えにくいのですが、実は針がやや斜めにセットされていて(普通のミシンでは有り得ない!)、裾に独特の捻れを入れながら縫っていくという摩訶不思議なミシンです。

     

     

    この独特な斜め針とチェーンステッチ、そしてデニム(ツイル全般)の捻れる特性も合わさって裾にビンテージならではな捻れアタリ(斜めのアタリ)ができるのです。

     

     

    現存するのは3タイプあり、初期が黒ボディー、中期がブラウン、後期がアイボリーで見分けられます。

     

    あくまでビンテージを追及する姿勢とここまでこだわったミシンのラインナップに脱帽です。したがって、量産では決して出せない独特なビンテージ感が再現できるのです。

  • 再び、-DINO DENIMに関わるビンテージミシン第2弾です。

     

     

     

     

    今回ご紹介するのはUnion Special 51800 CC  4-Needle Chain Stitch Waist Band with Puller、ジーパンの一番上のウエストバンド(帯)と呼ばれる部分を縫うためだけに作られたミシンです。

     

     

     

    ジーパンの一番上、ウエストバンドは最後に近い工程でその前に色々とパーツが縫い合わされるため、かなり生地が重なりミシンにも相当の馬力が必要です。そしてこのミシンも古いながら、ビンテージに必要な”一気縫い”を可能にしてくれる力強いミシンなのです。

     

     

    何故このミシンが必要かというと…

     

    ①重なり合ったパーツの上に更にウエストバンドを縫い付けていくためにパワーが必要。

     

    ②ビンテージの代名詞、チェーンステッチを端から端まで途切れず縫える。

     

    ③これまた無骨に丸みのあるアンテークなミシンがかっこいい…

     

     

    という風に考えています。

     

    ビンテージミシンで縫える喜びというのはこの業界ならでは、かもしれません。

  • 今回は-DINO DENIMを生産しているミシンを紹介します。

     

     

    ビンテージを謳っているのでもちろんミシンも個人的にかなりこだわっています・・・というか、ビンテージミシンを持っている工場さんで生産してもらっています。

     

     

     

    まずは、デニム縫製に携わる人間では最も象徴とされる”二重環巻き縫い”ミシン、Union Special 35800-DR Fell Seam Machineです。

     

    とにかく見た目もさることながら、その実力で半世紀以上経っても現場で現役で動いているミシンって本当にスゴイな、と思います。もちろん古いミシン なので壊れる事もあるのでしょうけど、手直ししながら使い続ける、歴史と伝統を頑なに守る意気込みには頭が下がりっぱなしです。

     

     

     

    なぜこのビンテージミシンを使っているかというと、

     

    ①巻き縫いを施す部分はヒップや股下などのカーブが多くまた生地が重なって縫い辛い為、熟練の技術が必要。

     

    ②ミシンが現代のものより強力なので洗っていく度に美しい”パッカリング”ができる。

     

    ③デニム縫製で始末が一番キレイにできる(裁断端が見えない)。

     

    ④見た目が有り得ないほどの存在感・・・

     

    などと自分で解釈しています。(間違い、追記あれば教えてくださいね☆)

     

     

     

    そしてそんな象徴的な縫製工程にこのビンテージミシンを使ってもらえるというのはデニムの作り手にとっては感激な事でもあり、また歴史ある産地ならではでもあります。

     

    この出会い、本当に感謝しています!!

  • 今日はこれから打ち出す”Heritage Straight”の商品詳細を紹介させていただきます!

     

     

     

     

     

     

     

     

    生地


    USコットンを100%使用し、ビンテージ特有の縦落ちを再現するため某有名ビンテージ・ジーンズをめがけたスラブ糸を採用しています。

     

    縦糸は有名な坂本デニム社で100%インディゴ染料で12回ロープ染め、旧力織機(シャトル織機)で織り上げ、-DINO DENIMオリジナルセルビッチ色で生産しています。

     

    固仕上げ、14oz というヘビーウェイトながら、力織機をやや弱めのテンションで織っているので穿き続けるうちに張りコシを残しながらも柔らかくなるよう仕上げています。

     

     

    フィット

    “Heritage Straight”はいわゆる”レギュラーストレート”フィットですが、あくまで現代のシルエットをビンテージの基本・レギュラーフィットと組み合わせたものに仕上がっています。

     

    昔のビンテージで個人的に気になっていた”長い股上”や”腰周りのモタツキ”をスッキリとさせ、さらに”細くならず太くもしない”ようなパターンに仕上げています。

     

     

     

    縫製仕様


    ビンテージの仕様を完全に踏襲しながら現代的仕様も織り交ぜています。

     

     

    王道のビンテージ仕様


    セルビッチ(耳) : 1950年代の某有名ビンテージ・ジーンズ同様に細見の幅。

    隠しリベット と落としカン止め :言わずと知れたビンテージ仕様。

    コインポケット隠しセルビッチ : 王道のビンテージ仕様。

    ボタンフライ :  ビンテージの月桂樹+ワンスター柄をボタンフライに採用。

     

    現代版ビンテージ仕様


    フライ内側 :  コスト度外視のセルビッチ仕様。

    大ボタン :  通常は16.7~17m/mですが、23m/mボタン。大きいボタンのほうが見た目のバランスが良いのでこちらもコスト度外視で採用。

    ベルトループ : スリム感を出すために細く長め。

    ステッチ幅 : スレンダー感を強調するため気持ち幅を小さめに。

    革パッチ : 現代版ビンテージの縦長を採用。

     

    その他、ここでは記載しない男心をくすぐる(ハズ)のサプライズも搭載しています。

  • 皆様初めまして!もしくはお待たせしました!!

     

    構想からはや1年半…-DINO CLOTHING Co.のデニムラインを立ち上げる運びとなりました。

    立ち上げにあたり、ご尽力頂いた関係各位に心よりお礼申し上げます。

     

    まず、皆様へご挨拶とこれから不定期ではありますがブログを更新していきながら

    デニムの生地・生産に関わることや-DINO CLOTHING Co.の活動内容をお伝えしていきたいと思っていますので、何卒、応援よろしくお願いいたします!

     

    この度の平成23年東北地方太平洋沖地震による被害に遭われた地域の皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。
    一日も早い復旧をお祈り申し上げております。